チャレンジ富士山 in 富士山フォーラム
TOP 富士山エコフォーラム チャレンジ富士山 son静岡topへ
2006年 第1回 チャレンジ富士山 in 富士山エコフォーラム
『第1回 チャレンジ富士山 in 富士山エコフォーラム』は、2006年7月29日(土)〜31日(月)にかけて
静岡県富士宮市において開催されました。
スペシャルオリンピック静岡支部設立に向けて、日本一の富士山にアスリート、ファミリー、ボランティア、
地域社会が集い、交流の輪を広げると共に、知的発達障害のある人たちのスポーツイベントという枠組み
から一歩踏み出した、草の根レベルの交流という日本で初めての試みを、2006年 富士山のふもとの
富士宮で行いました。
■■チャレンジ富士山 ■■
一日目 7/30(日)
7/30(日)・7/31(月) の2日間、「障害のある人たちと一緒に、富士山に登ろう!」という初の試みを
掲げ、富士登山にチャレンジしました。参加者は約100名(うち障害のある方は40名参加しました)。

 
富士宮市の浅間大社で無事の登頂を願い、
「お清め式」を行いました。
その後、新5合目までバスで移動。正午から登山を開始しました。あいにく、雨のぱらつく中での登山となりましたが、宿泊する元祖7合目まで、元気よく登っていきました。出発に際しブラスバンドでの応援を受けました。
チャレンジ富士山
 休みながらのゆっくり登山。それぞれのペースにあわせて、地道に登っていきました。
 スペシャルオリンピックスの旗を持って登っているので、下山する方たちとすれ違いに、「何の団体の方?」というご質問を受けました。登りながらの宣伝です。日本人よりもアメリカ人の方にはわかってもらえたようです。認知度の違いでしょうか?
 登っている間は、降ったりやんだりの雨でした。元祖7合目に18時ごろ無事に到着。明日に備えて、夜は20時に就寝しました。
(富士山の夜はとってもきれいです。星は降ってくるほどたくさん!下界では味わえないくらいの満天の星空です。しかし、夜は10度以下になるのでとっても冷えます)


チャレンジ富士山

手をとって登っていきましたチャレンジ富士山 雨のため霧が立ち込めてちょっと不安チャレンジ富士山
二日目 7/31(日)
翌日は朝の5時に出発。山頂を目指してひたすら登り続けました。
8合目付近でご来光を拝みました。ちょっと元気をもらった感じです。
山頂は見えているのに、「なかなかたどりつけないね」と口々に言いながら、
登頂を続けました。
ご来光に励まされて・・・ちょっと休憩チャレンジ富士山        なかなかたどりつけない山頂。
       岩や砂だけの風景が続きます。チャレンジ富士山

 

途中、登頂が大変かも・・・という人もいましたが、みんなの声援と支えで、最後には笑顔で
ゴールインできました!登頂できた障害者は4名(うち1名は女性です)。
山頂では聖火トーチを手に持ち、みんなで聖火ランを行いました。
最後まであきらめずに、山頂にのぼったという満足感あふれるトーチランでした。

のぼってよかった〜!がんばった2人です。チャレンジ富士山 女の子だけどくじけずがんばりました!チャレンジ富士山
   
山頂の鳥居の前で記念撮影!
チャレンジ富士山
山頂の河口付近で聖火のトーチラン
チャレンジ富士山

 

 下山も登頂と同じくらい、大変な道のりでした。
ひざが痛くなって苦しく涙を流しながらの下山する人、何度もくじけそうになりながらも「ゆっくりで
いいよ〜、休んでいこう!」と声をかけられながら下山する人など。やっとの思いで、新5合目まで
たどりつきました。お疲れ様でした。

途中でめげずに下山。のぼりきりました!
チャレンジ富士山
 障害のある人は皆、「富士山に登るのははじめて!」でしたが、、「みんなでがんばろう!」と声を
掛け合って登りました。「周りのみんなの声援があって登れた。登ってよかった」という声を聞きました。
荷物を持ってあげたり、手を取り合って登ったり、できないことには手を差し伸べるという思いやりの心
が自然と出てきていました。彼ら彼女たちは、昨日とは一回りも二回りも大きくなったと思います。彼ら
彼女たちにとって、富士登山は人生の中の事件であり、乗り越えた壁であり、大きな支えになると感じ
ました。

  また一緒に参加したボランティの人も、逆にパワーをもらったと思います。彼らのがんばりを見て、
「自分もがんばって登っていこう」と思った方も多かったのでは。普通に自分だけで登るよりも、
ほかの人を思いやりながらの富士山登頂は、はるかに得るものが多かったように思います。 また
障害者が登頂できたときは、自分の登頂とあわせて、2倍うれしい気持ちになりました。


  このすばらしい経験をまた、多くの皆と分かちあえると思うと、来年の「チャレンジ富士山」が楽しみに
なってきます。一人でも多くの障害者の心に「事件〜きっかけ」を起こす、このイベントに興味を持って
いただける方が増えてくれればと思います。